ガンガンハロー岩チューブ!!
今週のお題「お気に入りの靴下」
お気に入りの靴下……
それは……………………………
靴下柄の靴下
じゃあな!
ガンガンハロー岩チューブ!!
最後の決闘裁判観ました。
《STORY》 中世フランス──騎士の妻マルグリットが、夫の旧友に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。
真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、神による絶対的な裁き── 勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になる。
そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるのだ。
果たして、裁かれるべきは誰なのか?あなたが、 この裁判の証人となる。
衝撃の実話ミステリー!歴史的スキャンダル!とのこと。
いつも通りネタバレ不可避なんで自衛してね。
話分かってる体で書いていくので詳しい説明は載せないです。
んで、筆者である私はアダムドライバーファンであり、観に行くきっかけが彼でした。
そのためアダムへのクソデカ感情を書いてたりします。
キモかったら飛ばしてね!!
撮影時のスナップショットはしばらく前からずっと追ってて、つい最近になって「ん?これいつ日本に来るんだ?」と思って調べたらなんと10/15。知った時10/13。え?まじ?目と鼻の先じゃん。
んで、トレーラーみたらアダムが旧友の妻に乱暴するっていうゴミクズ役だったのでテンションが爆上がりして暴れまわり気づいたら映画館にいました。
一方でトレーラーでめちゃくちゃ話重そうなのは伝わってきたので、この動機で見に行って大丈夫かな…という不安もありました。
まず、実話ミステリーではないです。
あらすじからトレーラーまで全部釣りみたいなもんです。
「ミステリー」とか「決闘で勝った方が真実!手に汗握るぜ!」みたいなキャッチーな印象持たせといて実際は生々しく淡々とレイプ事件に焦点を当てた話だったという。
最初から「レイプ事件に焦点を当てている」と知ったら見に来ないであろう方々がターゲットなんでしょうかね。
狙ってやっているのでしょうがうまいなあと思いました。
ミステリーではないと断言しているのは、マルグリットの章開始の字幕だけtruthの文字が強調されていたから。メタ的手法による真実の開示によって、本作は真実を明らかにするのが目的ではないことがわかります。
そして野郎には全く感情移入できないしそもそもマルグリットは決闘裁判自体を望んでなかったので、どの立場から見ても決闘の結果に満足する人いないようにできてますよね。私は後味の悪さだけが残りました。
とてもよくできたいい映画だしアダムのル・グリもありがとうなんですが、どうにももう一回足を運ぶ気分にならないのは、レイプシーンのキツさとこの後味の悪さが原因かなと思います。胸やけみたいなのが起きとる。
マルグリットの性行シーンが全部きついんですよ。
マジで痛いのが伝わってくる…顔しかめながらの鑑賞でした。過去そういったトラウマがある方はかなりキツいと思います。
普通推しの濡れ場って多少なりともテンション上がるもんだと思うのですが、1ミリも上がらずいっそおぞましかったです。演技力が高い。
カルージュの「あいつが最後の男とかありえん、さあやるぞ!(デデドン)(うろ覚え)」にドン引きして座ったまま無言で「!?」「!?」「!?」となった。近くに座ってた方気になってたらすみません。
このレイプ描写の仕方、声を上げた人(マルグリット)に対する人々の描写から、この作品は「レイプ事件に寄り添う」のではなく「レイプ事件を取り上げた」のほうがしっくりくると思いました。
映画の内容としては、現代で問題になってるレイプの話をそのまま中世に落とし込んだような感じ。
ただ、中世で描くことで問題点を浮き彫りにしているような印象。
あくまで淡々と話を進めることに徹底し、観客に考えさせるのを目的としていているように思えました。
「無駄がシーンが一切ない」ように作った(ソース忘れました。すみません)というのがすさまじいレベルで、丁寧な伏線の張り方をしているな、と思いました。
例えばル・グリパートで城で女相手に鬼ごっこするシーンを入れたところ。後のマルグリットを追いかけるシーンでル・グリが「夫人はこの追いかけっこを愉しんでいる」と思い込んでいると分かるヒントになっていたりとか。
馬のシーンは暗喩的で分かりやすかったですね。
そして三部構成によって記憶は都合よく書き換えられるものというのがよくわかりましたね!
野郎パートの一番最初の戦争シーンで、カルージュもル・グリも助けたのは記憶してるけど助けられたのは全く記憶にないのおもろかったです。
こういったところやル・グリに追われてからのマルグリットの靴の脱ぎ方に至るまでほんとうに些細な描写まで入れ込んであるの恐ろしい。
主役ではないキャラクターだったり、当時の文化、思想の描写もかなり細かい。
裁判シーンで特に凝縮されていたような。
そしてその描写の細かさで被害者に寄り添ってなさすぎることが伝わってきました。
王様も「めっちゃ興味ね~~」っていうのが伝わってきたし。ル・グリの話長くて指輪いじってたり、まじで誰が何言ってても「おけ(聞いてない)、じゃあ話進めるね」みたいな態度でしたね。
っていうかあんな大人数の前で「性行為気持ちよかったんじゃないんスカ?」って聞かれるのヤバすぎる。乱暴されたっつってんだろ。
ここら辺の話、バリバリ現代でも変わってないと思いますよ!!!!!!
最後の最後にマルグリットは子供と安らかに過ごしていて、穏やかな表情を浮かべていたのが救いでした。
そして不死身かと思われたカルージュがあっさりと字幕で殺されてて笑った。
前と後で人物に対する評価が180°変わりましたね。
くらいの月並みな感想でした。
なにこれ?
なんか頑張ってるけど二人とも死ねや。みたいな感じ。
こんなに盛り上がらん戦闘シーンもないです(ほめてます)。
マルグリットは強姦された真実を知ってほしいだけなのに本人じゃない奴が変な名目掲げて勝手にバトルしてるのなんていうかこう…ツイッターでよく見る…。
とはいえ闘いのシーンはめちゃくちゃ迫力ありましたね。あまり詳しく述べませんがリアルで良かったです。
重厚ではありましたが、格好いいという印象を与えたいという意図は感じませんでした。
どちらかというと、こんだけ本人以外に戦う意味がないのに決闘は激しく撮ることで、かえって無意味さを出していた気がします。
ていうかカルージュは出血多量で死ぬ死ぬ言われてたんだから早く死ねよと思ってしまった。
戦にスキルポイント全振り男がよォなに馬に乗って凱旋してんだこら
これについても簡単に。
私は羅生門を観たことがなくこれを機に観ました。めっちゃ面白かったです。
「ある一つの出来事を登場人物ごとの主観を通してみる」という表現が特徴で、これは映画界に影響を与えたとか。
この手法をとることにより、人間の「物事を無意識レベルの部分ですら自分に言いように捉える」醜さを表現できるので、そこは最後の決闘裁判には良かったかもしれません。
ただ、20世紀スタジオ公式で「リドリー・スコット版『羅生門』」と謳うのは意味合いが変わってよくないのでは?
羅生門って人間のエゴを散々見せつけた後にそれでも信頼しよう、というテーマの話だと思うので、本作の主旨から全くぶれてると思うのですが…。
羅生門を知っている方であれば、「羅生門を参考にした表現方法を用いた」というだけで「誰が本当のことを言っているのか分からない」という色眼鏡がかかってしまうので、本作のテーマとずれた表現方法になってしまいます。
現に映画ハッシュタグの感想を観たけど、なんか微妙にずれた解釈をしている方がちらほらいるような(伏せますが)…この3部構成が裏目に出ているんだと思います。
アダムファン以外の方、特にこの映画を真面目に考察している方は見るの非推奨です。
せっかくだから残しとくか…みたいな気持ちで書きました。
折りたたみにしました。
ここをクリックして展開します。
ル・グリは
という文武両道しごでき色男でした。
最強設定じゃねこれ?マジ?ぼくがかんがえた?
飲んで騒いでた翌日の朝に雑談から真面目な話がすぐできんの好き~~となってしまった。
セッでいってた「俺の中の邪悪を受け入れろ」はちょっと引いたけど。
今だったらドン引きエピソードとして佐伯ポインティに投稿されてたよ。絶対「ダッッッッルァ!!!」って言われるやつ。
あとガタイが良すぎるから服が映えまくりなのも神でしたね。
時間経過を表現するためかボブスタートからどんどん伸びてったのも1粒で3度美味しいみたいな感じだったからありがとうございました。
一番髪長い時がやっぱり良い。
この写真天才過ぎてヤバいですよね。
横顔がきれいだよ!!!!
てかル・グリでウハウハしてた人、ベン・アフレックのピエール伯も好きだと思うんですけどどう?逆もしかり。
私がベン・アフレックファンだったらサイコー!っつってたかも。
ピエール伯みたいなキャラ、数年前の映画だと無能で薄情者で描かれてそうだけど、本作ではそうではなかったですよね。
コミュ力めちゃくちゃ高くて実力も備わってるような描写がされてたのと、ル・グリが負けた後に剥かれて引きずられていくところをひとり最後まで見送っていたので、情はあったんだなと。
ただのいやな奴として書かれてなかったのがよかったです。
まあだからこそ全体的にモヤモヤがのこる仕上がりになってるんでしょうが…。
以上!!
絶対パンフ買うぜと思ったら製作すらされてないっぽいかったので受付で「ヤダヤダヤダ〜!!」つって駄々こねて帰りました。嘘です。
メイキングとかなんでもいいから資料とか出ないかな…。
この時代のゆったりとした服装好きなんですよね。その資料が欲しいんじゃ。
ル・グリが最初のほうに着てたゆったりとした黒のトップスに金の模様があしらわれてるやつめっちゃよかった。
本作、間違いなくいい作品なのでみんなもぜひ軽い動機で見に行ってくれよな!!
じゃあな!
ガンガンハロー岩チューブ!!
ひとことクソデカ感情コメントをつけて紹介するよ。
できるだけ1シリーズ1曲にしたのと、ベストではなくあくまで好きということに重きを置きました。
あと、どうしてもストーリーと密接な関係があるのでネタバレ不可避です。
目次作ったんで気になるところにジャンプして読んだりしてね!
正式名称がわからないことが多々あったので、わかりやすさ重視で書いてます。
作曲者の名前も載せてます。敬称略で失礼します。
作曲: すぎやまこういち
ドラクエの曲って聞いて真っ先に出てくるのがこれ。そして日常ふとした時に頭で流れたりするのもこれ。
天空とついてるだけあって、シリーズの城内の音楽の中でももっとも穏やかで優しい感じがします。
普通はもっと華やかだったり。
天空城あたりの一連のイベントまじで切なくなるんすよね。オーブすり替えるとこ。
頑張って耳コピして最初だけピアノで弾けるようにした思い出。
すぎやまこういちさん今までありがとうございました。
作曲: 三留尚子、関河千佳
優しいイントロでもうそれだけで泣いちゃう。
ストーリーにぴったりなエンディング曲で、お洒落で軽やかなんですがちょっと寂しい感じもするんですよ。
つら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(発作)。
綺麗な曲でほんと好き。
このタイトル内でこういう曲調の曲が他にないのですごく意外性を感じました。
ほんと幅広くてすごい。
マリオ64もオデッセイもそうだけどスタッフロールでとどめさしてきますよね。
ぶっちゃけスーパーペーパーマリオだけで10選いけるのでマジで悩みまくりました。
いっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっちばん悩んだ。
三留尚子、関河千佳さん両名とも、この方もうシリーズ作品に携わってないんですよね…。
まじでどの曲もユニークでいいんですよ。
各ステージごとのBGMも特徴的だしおまぬけな曲もかわいらしいしシリアスな曲でしっかり引き締まるしエンディングテーマはマジで泣ける。神か?
ホラーゲーム顔負けのめちゃくちゃ怖い曲もあります。私はトラウマになりました。
どんな媒体でもいいからマジでOST出してお願い。
作曲: 多和田吏
あのセミファイナルで流れるやつ。
セミファイナルでこれ!?!?!かっこよすぎんだろ。
しばらく静かでシリアスな始まりなんですが、シリアスさそのままに華やかになるのがかっこいいんすよ〜〜。
観客の声援も入ってるのもあって緊張感がグッと高まるあの感じ。
BWの戦闘!ゼクロム・レシラムみたいに華やかな曲すき。
大好きな作品だぜ。
ポケモンコロシアムとダークルギアマジで好き。
今思うと結構ハードな世界観ですが、だからこそ広がりがあってよかった気がする。
町の治安ヤバいとこはマジでヤバくて笑う。
多和田吏さんは現役活躍中のようです。Pokémon Café Mixとか手掛けてるらしい。
ポケモントローゼもこの人か~かっこよかったよねあれ。
作曲: 嶋倉一朗
ドドドドマイナーです。
絶対音感オトダマスターというゲームがあって、そのラスボス曲です。
このゲームは名前からわかるように音をテーマにしたRPGです。
DSのマイクに音を聞かせると、その音に応じてモンスターが出現するという面白いシステムのゲームでした。
モンスターのタイプがドレミだったり。進化もあったりしてポケモンのノリが好きな方は多分楽しめると思います。
んで、そのラスボスが無音神シーンっつうんですね。
無音神のくせにラスボス戦でBGMあるのわけわからんけどめちゃくちゃかっこいいから細けえことはいいんだよ!!!!
道中は無音の箇所あるんだけどね…。
ちなみにラストダンジョンのBGMもかっこいいよ!!ちなみにラストダンジョンの名前は無音城だよ!!!!
マイナーすぎてyoutubeにもニコニコにもまともな音源がないという。メドレーになんとか入ってたのでほっとしたレベル。
てか曲名も分からんのでこのタイトルは仮置きです。
イントロはローテンポなのに変調入って疾走感あるのマジでかっこよすぎるんすよ。THE ラスボスって感じ。
まじ知られざる名曲過ぎてもったいない。「オトダマスター BGM」で出てくるメドレーの後半にあるのでぜひ。
高音質&音圧最高で聴きたいよ私は…。
作曲: 山岡晃
いやこっち!?こっちです。
アンジェラとの別れのシーンで流れる曲です。
あのムービー含めてすき。
あのごうごうと激しく燃える炎の中、アンジェラのあの疲れ切った表情・心情の吐露、そして繰り返しのメロディが本当に切なくて美しくて大好きなんですよね。
サイレントヒル2の曲はTheme Of LauraとかPromiseの情緒殴ってくるタイプの曲はもうバリバリによくて、ほかの曲についてもうまく言えないんですが、霧のようなもやもやした感じがするのがとても独特で不気味で良いです。
あと普通に怖い。じりじりとした怖さ。
なんでTheme Of Laura(ローラのテーマ)なんだろうなあとずっと考えてます。
作曲: 谷岡久美
これは…マイナーなのかな??
FFで唯一やったことあるタイトルです。
名前の通りラスボス戦。
やってたの小学生とかだったので話も仕様もわけわかんないまま進めて曲かっこよ…となりました。
曲かっこいいけどラスボスはそんなに強くないからすぐ終わるやつ。道中のが5倍くらいきつかった。ガキにはギミックが難解でした。
ってかラスボスステージ狭くね?
イントロのパイプオルガンがもう100000000000000点のかっこよさでやべえ。イントロがもうクリティカルヒット。
ここまでパイプオルガンパイプオルガンしてる曲少ないのでマジでうれしい。
こっちはiTunesとかで配信されてたのでマジで感謝した。
ちなみにこの作品結構救いなくて、ポケモンとかドラクエのまあまあハッピーエンドになるゲームしかやったことなかったガキ私は「こんなんありかよ…」と思いました。
今のグラフィックで等身あげてリメイクしてほしいなあ。
作曲: 安藤浩和
すまんこれはめっちゃメジャーだけど入れざるを得なかった。
カービィは作品ごとにテーマソングがあり、もちろんおなじみのBGMもあって、ラスボス戦ではこれらがみごとに組み合わさってプレイヤーをぶんなぐってくる。つまりアニメの最終回で1期のOP流れるやつみたいな胸アツが毎回起こってファンは死ぬ。
その中でもスタードリームはとんでもなく壮大で勇敢なのである。
ゲームとシンクロした静かなイントロが流れたかと思うと、体力ゲージのビビビビビっていう表示とともに曲が盛り上がってボス戦がスタートするのでテンション上がって操作どころじゃない。
オーケストラと電子音が混ざり合ってるのマジで俺得すぎる。
でさぁ~~~まじで盛り上がりが最高潮になって1ループが終わろうとするとき、一瞬静かにグリーングリーンズのワンフレーズが流れてからまた盛り上がって終わるってのがまじでヤバい。死人が出ますよ。
ラスボスはびっくりするほど硬いし第三段階まであるよ!ボス戦前のかっちょいいイントロ含めると4曲かっこいい曲が聞けるよ!!
真格闘王への道のラスボスだとさらにもう2曲聴けるよ!かっこいいけどめちゃくちゃむずかしいくて聴けるとこまで行くのが超大変だよ!!
…全部いいのでぜひ。ロボボは全体的に曲がいい。
作曲: 三浦健
作業曲巡りしてたら出合ったのがきっかけ。
こういう作業曲って背景に使われる映像がステージだったりボスキャラじゃないですか。
その時の背景のキャラに興味がわいて調べたら、「スティーブというプレイアブルキャラがウイルスによって敵になった姿」ということでなにそれエグ…となり一気に引き込まれた感じです。
んで気になったので買った。唯一のプレイしたことあるバイオタイトルです。
とはいえガンシューティングゲームっつーゲーセンにあるようなシューティングゲームみたいなノリのやつだし、中身はリメイクだしでちゃんとシリーズやったカウントに入らない気がする。
クリアは割と簡単でした。
そういうエピソードもありバイオの一番好きなキャラはスティーブです。めっちゃマイナーだけど。
死んでるしな!!遺体をウェスカーに回収されて10年くらいたってて音沙汰ないけど大丈夫そ!?!?!??
曲名がsorrow…悲嘆ということで今まで行動を共にしてきたスティーブと戦わざるを得ないという嘆きに加えて、ボス戦のダイナミックさも表現されててぐしゃぐしゃになります。
かっこいいけどつれえ~みたいな…。悲劇という概念をそのまま曲にした感じ。
CODE:Veronica(ダークサイドクロニクル内だとGame of Oblivion表記?)の終盤のボスの曲全部かっこいいのでそっちもおすすめ。
バイオハザードシリーズのBGMは割と人のコーラスとかガンガン入れてて、それがすごくパワフルでいいですよね。
作曲: Nima Fakhrara
このランキングの中では一番最近知った曲です。ほかはもうめちゃくちゃ古参。
この記事書くにあたってデトロイトのOSTについて少し調べたけど、キャラごとに作曲家さんが割り振られてるというめちゃくちゃ豪華仕様だったんですね。
それでも一本の作品として統一感あったのやっぱりすげえ作品だな。
この曲はコナーパートで出てくる曲です。あの鳩まみれアパートでのチェイスで流れます。
Nima Fakhraraさん担当。
ゲーム内特典で作曲についてのインタビューを観たけど、このタイトルのために楽器作ってたのでビビった。
弦楽器にしてはすごいゆがみというかノイズが多いのはそういうことね!となったり、この音でコナーの将来を暗示してたりでとても良い。
映画『ダークナイト』の音の作り方と似たようなものを感じました。
ランキングした理由はシンプルにかっこいいから。好きなんだよこういうのォ!!
映画のOSTみたいだし弦楽器がめちゃくちゃかっこいい。
ゲームプレイ時には「QTE忙しァ!!」っつって全然聴く余裕なかったんですが、「なんかすげえかっこいい曲あったよな…どれだっけ…」みたいな感じで印象に残ってました。
music.apple.com作曲: Mike Morasky
最後に私の人生を狂わせたゲーム、Portalシリーズから一曲。
本当にすべてが終わった後に流れる曲。
タレットたちの奏でる別れの讃美歌。
好きを超えて無理になっちゃうんすよねこれ。これ以上文字におこせね~~!!
この前ふとタレットたんを見るついでに聴いたら涙が止まらず、気づいたら嗚咽を漏らして鼻水たらしまくってました。
なんかわかんねえけどよ…涙が止まらねえんだよ…。
というわけで好きすぎて聴けないという矛盾(?)が起きまくってます。
きっと実際に実際にプレイした人なら共感してくれるはず。
好きなんだけど、特にプレイ済みじゃないとよさがわからんタイプなので、なんでこいつこんなめちゃくちゃになってんの…(ドン引き)と思った方はぜひ原作をプレイしてみて下さい。
Portal2は本当にいいゲームなのでよろしくお願いします。どんなにしつこいと思われようとも一生言い続けます。
これタレットたんの出す機械音も楽器として含まれてるのほんと大好き。
music.apple.com以上!!!!!
インディーゲームとかも入れたかったけど10選となると激戦どころじゃなかった。断腸の想いでなくなくランク外になった曲多々あります。
アレとかコレとか絶対入れるぞ!と思ってたのが抜けたりしてこの結果になったので、今眺めてびっくりしてます。
また機会があればぜひ紹介したいね。
ベストではなくあくまで好きということで私の好みが割と反映されてる気がする。
オーケストラだいすき。パイプオルガンだいすき。
もっといろんなゲームに触れてどんどん好きな曲増やしていきたいですね!
じゃあな!
ガンガンハロー岩チューブ!!
ゲームレビューだよ。
今回レビューするのはTwelve Minutesというゲームです。
ざっくりいうとトップダウン型ポイントアンドクリック形式タイムループスリラー。早口言葉かな。
トップダウンというのは↑の画像のようにユーザの視点が見下ろし式のことを指します。
以下あらすじ引用。
妻と二人きりで過ごすロマンチックな夕べのはずが、刑事が突如として部屋に押し入り悪夢へと変わる。刑事は妻が殺人犯だと言い、あなたを殴打して死に至らしめる…
気が付くと、あなたはドアを開けようとするその瞬間に戻っている。12分間のタイムループに閉じ込められてしまい、永遠にこの恐怖が続く運命となる…
何が起こるか知っていることを利用し、結果を変えて、ループから抜け出さなければ。
自分ちのアイテムをぽちぽちしてアクションを起こして、ループを抜け出すために情報を集めたりして頑張るゲームです。
小島秀夫さんが「面白い」という旨のツイートをしてたのがきっかけで知りました。
初見の印象はポスターがめちゃくちゃかっこいいってのと、声優が豪華すぎて映画か?ってくらいでした。
やってみたらめちゃくちゃ熱中したので感想と考察を残そうかなって。
自分の考えの整理のためもあるので、ちょくちょく追記したりするかもしれません。
なお、実績コンプ済です。
以降、多大なるネタバレ祭りなので自衛よろしくね。
既プレイの方が対象の記事です。
私的評価👇
ゲームの感想としては、ストーリーは平凡ながら、ストーリーの謎を解いていく過程、つまりゲーム性が格段に良かったです。
ゲームとしてクオリティが高い。
アイテムの配置変えたり、アクションの順番を変えるだけでもセリフがちょっと変化するのは感心しました。さすがループもの。
そんなに急がなくても大丈夫なのにコップに水を注ぐ動作や妻のおかえりちゅっちゅでそわそわするの面白い体験でした。
操作性は可もなく不可もなく。こういうループもの初めてやったけど問題なくできました。
たしかゲームパッドでも操作できた気がするけどマウス推奨です。たぶんマウスじゃないと操作性落ちる。
ほか良かったポイントと残念なポイントを書いてきます。
「よっしゃ誰も死んでない!妻ともいいかんじのエンド!(正直イチャイチャを見せられるのは真顔になっちゃうけど)コレでクリアか……?!」
ドゥン!!(ループの音)
わし&アーロン「嘘だろ…」
こうなったプレイヤーは多いんじゃないかな。
ここからが本当のスタートである。
警察の目的は分かった。妻の過去も分かった。
警察と妻で話し合って丸く収めた。それでも何が足りない?!
こうなると何したらクリアなのかわからない……なんだ…まだなんか足りないのか…??
と流せるものを片っ端からトイレに流したりする。
なお、トイレに流すアクションは完全なるミスリードでした。
こういうループものって「とりあえずだれも死なないハッピーエンド」がクリアの条件なことが定石ですが、それを逆手にとっているのが上手いな〜と思いました。
タイトルは「twelve minutes」なのに、ループをしてるのは10分。残りの2分の意味が分かった時に「おもしれ~~!」となりました。
そこからこのゲームがマジで楽しくなる。
この装飾がまじで良い。
急に時計がアップで映って2分戻る演出が入ったところ、まるで正解のファンファーレのようで最高にクールでした。
そして、その時をきっかけとして、ループにも変化が訪れます。
部屋に飾られている絵画や音楽など。ポラロイドとか気づきやすいよね。
言及されない細かい変化マジで好き。そして意味があるのも。
こういうのすき~~~~~~~!!(クソでかボイス)
と深夜にテンションブチあがってました。
特にリビング右下の卵の絵は騙し絵っぽくなってて、調べないと変化に気づけないような配置になってたのがめちゃくちゃ良かったです。
卵から目をのぞかせている絵を見たときゾッとしました。
前のループとは明らかに違う。
前はそんな音しなかった…。と不安を掻き立てる音が部屋を移動したときに流れたりと、緩急のつけ方が巧みだなあと思いました。ホラーっぽい表現で好きです。
今までは隣の部屋の話し声だと思ってたものがよく聞くと異様にこもっていて、まるで頭の中から聞こえてくるようだったり…。
エンディングに応じて微妙に「続行」後の展開が変わるのもドキドキしました。え、このままループに戻らない…!?って思ったり。
2700円。正直高い。
ネタバレが特に厳禁なタイプのゲームだったからすぐ買ったけどセール待ちたかった。
この内容ならかなり優しく見積もっても2000円とかじゃないかな。
多分声優さんのギャラがたかい。
わりと映画見てるんですが、知ってるのが妻役のデイジー・リドリーしかおらず…。
警官の「Hi、バンブルビー」って声で毎回ヴッとなったりはしたけども。そのためにためらうような値段になるのもなあと。
ナーバスすぎませんかね。
正体打ち明けた時はともかく、「子育て不安だな」って正直に言ったら「安心させてくれる発言して欲しかった」って言われて別室で本読み出したときは正直めんどくせ…と思ってしまいました。
とにかく自分の思い通りにいかないと結構な悪態をついてくる。
おめーダンスしてから文句垂れて別室いくのやめろ。こっちは明日仕事なのよ。
詰んだときにまじで何したらいいかわからなくなる。
似たようなエンドでももう一回やることで「ベビーシッターについてなんか教えて!」とか、微妙にセリフが変わってたりするし、そのセリフが結構重要なので何回もプレイする根気強さが求められます。
でも一回やった手順はなかなかもう一度やろうと思わないよね〜〜。そしてそうこうしてるうちにどの組み合わせやったのか忘れてさらに混乱したり。
なにか変化があることを期待してまたループを始めるけど徒労に終わることが多く、1ループ数分とはいえ塵が積もればなんとやらで気づいたら進捗なしで1時間たってたりします。つらい。
まあループものの宿命ですね。
割とヒントは出してくれるけどねらって出せるものじゃないし、さりげなく会話に追加されてたりで聞き逃したりしそうになるのが詰みに繋がってるのかも。
かなり曖昧な描かれ方になっているので、答えが求まるものではないんですが…。
実際には、父親と主人公があの本に囲まれた部屋で話し合い(説得?)後に、主人公が父親を殺害して精神的ショックをうけ、現実逃避のためにループの世界に逃げたのではないでしょうか。
現実の父は髪が長い方で、そのときの射殺含むやり取りが真実。そして残りのすべては彼の妄想なのかな、と思いました。
そして、現実で主人公は姉を認知していたようですが、姉が認知していたのかは不明です。
というか、やり取り見てると「姉が好きです!付き合いたいです!」って言ってるけど姉がどう思ってるかとかは一切言及なかった気がするので、一方的に好意を寄せていたと考えてます。
そのため、ループ内で語られている「8年前に起きた妻による父親の殺人未遂」というのは、主人公が生み出した妄想になります。
主人公が一番思い出したくない内容は、「僕と妻は姉弟であること」と「その関係性が原因で父親を殺害してしまったこと」です。
一番最後に判明する真実なのがそれを裏付けてます。
主人公が体験したこのシーンを妄想の妻に押し付けて言わせてるだけ。
こうすることで父親を殺した真犯人が主人公であると判明しないまま偽のグッドエンドに突入できるのなかなか狡猾というかめちゃくちゃ上手に隠すやん…となりました。
8年って数字はじゃあ何って感じですが…無限とか終わりのないものを意味してる8を当てはめたのかなと。
主人公は妻と二人で幸せに暮らしたいが、同時に「こんなことは叶わない」と理解しているからこそ、その幸せを破壊する絶対的な力(警官)が来る。
そして現実で仲を引き裂こうとした父親がその役を与えらえれている。
警官と父の時で髪型が違うのは現実と妄想を区別するためでしょうか。
「こんなことは叶わない」と思わない人間性を持っていたら、警官も来ずループの中を二人幸せに過ごしていけたのかもしれませんね。
何回かループしてマンネリ化し始めたあたりに、情報抜き出す際に警官を殺害することになったと思います。
主人公やプレイヤーからしたら「どうせループするし…」ってことで殺害することに無感情になってます。
が、あのとき警官が「モンスター…」と行って死ぬの、結果的に父から見たアーロン像になってたことを示していますよね。
しかも情報得るために最低一回はやる必要があるのエグい。
また、ループは主人公の妄想であるということから、彼らの言動の裏には主人公の心理が隠されています。
彼らというか主に妻かな。
例えば正体を打ち明けてから妻の態度が激変して軽蔑してるのは、彼自身が「僕は軽蔑されるような事をした」と思っていることの鏡写しなんでしょう。良心を持ち合わせているからこそループの中の人物、物が刃を向けてくる。
唐突で違和感のある選択肢も、彼の深層心理から出てくる発言だと解釈。
「僕は関係ないんだ!」とか。あのセリフまじで唐突じゃないですか?しかも何に対して関係ないんだよっていう。まるでなにかの事実を認めたくなくてとっさに口をついた発言のよう。
他には「何で子供が?…ピルを飲んでたじゃないか…」のとことか。こんな空気読めなすぎる発言が飛んでくると思わなくて初見でうわあとなったセリフですが、近親相姦でできた子供だと心の奥では分かっていたからこそ出てきた発言ですね。
妄想の世界で現れる声だけの存在。
警官の娘ということで、父親の娘 = 妻ということになります。
癌にかかっていて、時計を使ってなんとかしないともう父親も娘も破滅する状態。
アーロンそのものが癌だとすると、近親相姦したらたしかに父親にとってもよろしくない。
時計が必要なことが時を戻すことの暗喩とすると、父親は時を戻すことでアーロンの存在を消したいと考えている、つまり存在を認めていない(とアーロンが感じている)ことになります。
そういえばバンブルビーはマルハナバチ(ミツバチ。かわいい)を指しますが、ミツバチは幸せを運ぶ象徴だった気がする。
父にとって娘は幸せを与えてくれる存在だよってことかな。
原題はGroundhog
。別名ウッドチャック。
まじで全然馴染みないな〜って感じです。なんか穴掘るプロの動物らしい。
なので、主人公 = 穴掘るプロ とすると、真相を暴くために自分の真実を隠すために埋めた地面を掘っていることの暗喩になるのかな?
あとは墓穴を掘るってニュアンスもあるのかなと。
とおもっていろいろ調べてたら👇の記事に面白い内容が。
グラウンドホッグデー(Groundhog Day)って知ってますか? | 四谷学院の英会話通信講座
グラウンドホッグが自分の影を見たらあと6週間冬が続き、見なければ早く春がくる
だそうです。「季節」の絵画と合わせて考えるとマジこれじゃね?
自分の影 = 自分の正体、春がくる = 妻と子供のいる幸せな家庭。
(12/20 追記)
コメントで、「恋はデジャ・ブ」から持ってきているのかと思いました、といただきました。
原題はそのままGroundhog Dayだし、これですね!!オマージュの仕方が好みすぎる。
恋はデジャ・ブは、ざっくり説明するとグラウンドホッグデーという田舎の祭事の日を調子乗ってる傲慢天気予報士がループするお話です。面白いので観てない方はぜひ。
というか私コメント返信でデ・ジャブって書いてるの死ぬほどアホで恥ずかしいんですが編集できないんですかこれ。
déjà vuのdéjà
が「すでに」でvu
が「見る」なので「デジャ・ブ」です。まじでどうしてこんな間違いを……。
原題がmindfulness
なんですが、この意味は「心を込める」ではなく、「現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程で、瞑想の一種を示すもの」のほうが正しい気がします。
赤い本の内容で禅とか瞑想とかに言及してたし。「続き」、「心を込めて」エンドの父の口調が穏やかで催眠かけるときの話術っぽかったし。
原題はFaun
。
進行度によって画が変わるシリーズの一つ。ベッドルームのやつですね。
実績だと「ファウヌス」ってなにやらギリシャ神話の神みたいな名前があったので調べてみた結果、
ファウヌス(ローマ神話) ≒ サテュロス(ギリシャ神話)≒ パン(ギリシャ神話) ということがわかりました。どういうことだってばよ。
基本的にヤギとの半獣半人で、角が描かれていることが多い。
同一視されてはいるけど、それぞれ微妙に差異があるっぽいです。
ファウヌスはまたローマ神話の別の豊穣神と同一視されてたりするようですが、夢魔(いわゆるインキュバス)とみなされることもあったようです。
飾られている場所がベッドルームなのと、妻の妊娠がストーリーに関わることから、後者のインキュバスの意味合いで飾られていそうですね。
「子供ができる」っていう行為に含まれている意味が普通と全然違うからね…エグいもの置きよる。とってもいいですね。
しかも本人じゃなくて影がファウヌスなのがなおのことアーロンの本性を示唆していていいですね。
ファウヌスについてはマイナーでなかなかまとまった文献がなさそうだったのであまり調べてないです…情報あると助かります。
なかなか私好みのおもれーゲームでした。
じわじわくる追い詰めてくるタイプの変化マジ最高。
考察が捗るゲーム、映画が好きな方はきっと合うはず。チェックしてみてくれよな!!
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気合で実績コンプしたけど園芸人の条件考えた人は1時間くらい説教したいです。
じゃあな!
ガンガンハロー岩チューブ!!
今週のお題「サボる」
サボタージュは大切です。
仕事なんてまじめにやってられるかよォ。
つい先日1回目のワクチン接種をしたんですが、そのあとサボりましたね。仕事。
割と全然元気で仕事できるコンディションだったんですが、具合が悪化したときのことを考えて休みました。
というのは言い訳で、シンプルに「ワクチン接種翌日は具合が悪くなる人が多い、自分もその中の一人ということにできる」という最強の免罪符を手に入れたので行使しました。というのが本音です。
サボりの誘惑はすげえよ。
「合理的にサボれる」とわかるや否や無限に言い訳が出てきて、あれよあれよと会社に「(ワクチンの副作用で)ぐあいわるい(気がする)し休むンゴ」と連絡していました。
上で書いた「割と全然元気で仕事できるコンディション」って実際どんなもんかというと、腕が筋肉痛になる程度で済みました。
石橋を叩き壊すレベルで準備をしたのが功を奏しました。
こういう準備はサボっちゃだめですね。
サボりは見極めが大事ということです。
サボりについて書く記事なので前書きも〆もサボります。サムネもサボりました。
タイトルは適当です。最近ニギリ・オブ・ザ・デッドを読んだのでそこから。
じゃあな!