雁月

がんづきとゲームお絵かき映画

ブレードランナー2049 ぐだぐだレビュー

ガンガンハロー岩チューブ!

タイトルのとおりブレードランナー2049を観ましたよ。折角映画観たしアウトプットするかという次第です。

わしSF映画好きで、特にその中のサイバーパンク1ってジャンルが大好きです。

んで、サイバーパンクのビジュアルの先駆けというか源泉になったのが1982年公開の「ブレードランナー」なんですね。
そいで35年ぶりだかに「ブレードランナー2049」として続編が公開!ってなって続編だし観ねば。という感じです。公開から観るまで2年くらい経ってるとか言うな。

思ったことをどどどって書いてくからネタバレしかないよ!!自衛してください。


登場人物紹介

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ケー K
主人公。ブレードランナー2やってるレプリカント3。なんか辛気くさい。

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ジョイ Joi
主人公の恋人。AI。ホログラムで実体がない。めちゃけなげでKの心の支え。


f:id:pkf273ash:20191023220859j:plain:w200:left ニアンダー・ウォレス Niander Wallace
ざっくりいうと敵。ウォレス社の一番偉い人。
盲目のビジュアルがまたキマっててカッコいい。
間違えて服白くしちゃった。


f:id:pkf273ash:20191023220913j:plain:w200:left ラヴ Luv
ざっくりいうと敵。レプリカントなのでめちゃつよ。ゴリラ
間違えて服黒くしちゃった。


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リック・デッカード Rick Deckard
前作の主人公。演じるのはハンソロやジョーンズ博士で有名なハリソン・フォードさん。
35年ぶりということもありしわしわ。前のおらおらオーラは身を潜めくたびれたおっさんになった。


良さポイント

パワーアップした世界観

なんといってもビジュアル。ジョイのようなAIを使用したサービスが新しく登場していたり、ネオン広告もパワーアップしていて見応えありあり。 でもウォレスの周りに浮いてた黒豆みたいなやつなんだったんだ。ごろごろしながら見るもんじゃないな。
あと荒廃した建物とか幻想的に映すもんだからハッピー。

敵のねーさんがメガネでカメラの映像見て場所を指定するとそこにミサイルが発射されるのとかめっちゃカッコいいなって思いました。なんかすごい近未来なネイルしてもらいながらやってるのも良い。
創作意欲をかきたてる〜〜。


前作はめちゃんこ暗くて雨雨雨って感じでしたが今作は明るいシーンが多いですね。光で明るいのではなく霧や雪ですが。雪は空っぽで純粋なKの心を表しているのでしょうか。


そういえばBGM(?)のヴォアアァァアアァァンって感じのなんかよくわからん音もいいですよね。

哲学的なテーマ

SF作品ってAIとか人造人間出てくるのでアイデンティティとかそういったテーマが隠されてることが多くて考察が楽しいジャンルですよね。

キャラクターの名前にJoi(Joy)とかLuv(Love)ってあるし、今作のテーマは愛とかアイデンティティなのかなって。アイデンティティというか「人間とは?」かなあ、前作そんな感じだった気がする。
このジョイとラヴが割と対照的に描かれていました。

ジョイはAIにも関わらず、一心にKを想っていました。ある時は危険な場所であってもKについていき、ある時はKが最も必要としている言葉をかける。恋人を超えた関係だったと思います。Kも心の底から愛していたことは見てわかるし、まさしく純愛という言葉がぴったり。

一方でラヴは哀しいレプリカントとして描かれていました。ウォレスから名前を貰った(レプリカントに名前は基本つけないから特別な存在ってこと)にもかかわらず、ウォレスから愛されることはなかった。名前貰えて誇らしげだったのにね。

あと、記憶を植え付けるとかいうトンデモ技術を用いることによってアイデンティティの話に持っていってるのも巧みだなァ〜って思いました。
レゾンデートルを探して見つけたと思ったらちゃうでって言われてまた突き落とされたりでK辛すぎん?でもジョイの愛で救われてたの好きポイント。


びみょポイント

長い。


わしが特に長すぎと感じたのはクライマックスの一部。
デッカードを救出するためKがラヴと闘うシーンですね。
このシーンなんと言っても………長くて暗い。




いや暗ェ〜〜?!


真っ暗な画面に引きで車がポツンとあって実はそん中でバトってますとか何もおもんねーよ。

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マジでこんな感じ

真っ暗っていう舞台装置が何にも生かされてなくない???
しかもこのシーン長ェんだ。
マトリックスみたいなスタイリッシュバトルなら目玉になるもののふつうの泥臭い殴り合いですからね。まだ〜〜〜???って感じ。

デッカード溺れそ〜(手枷のせいで逃げれないなあと言わんばかりの目線のカット)
殴り合う二人!!
デッカード溺れそ〜(手枷のせいで逃げれないなあと言わんばかりの目線のカット)
殴り合う二人!!
デッカード溺れそ〜(手枷のせいで逃げれないなあと言わんばかりの目線のカット)
殴り合う二人!!
デッカード溺れそ〜(手枷のせいで逃げれないなあと言わんばかりの目線のカット)



天丼のしすぎ。

全体的に1カット1カットが長くて冗長なんじゃ。地味に長いカットがちりつもで2時間48分。白目むいたわ。内容的に繰り返しみるような映画なのに…。


最後のシーン

いっっっっちばん最後のデッカードが娘に会うシーンいらんかったんじゃないかなって思います。
別にデッカードが娘のいる施設の中入ってくとこまで撮ってるんだからそのあとは観てる人の頭で補えるじゃん。 なくても成立するしどうにも余計なシーンに思える…。
雪の中死にゆくKが最後のカットで良かったじゃん。主人公だし。
そのまま白をバックにエンディングへ…みたいな。


それはそれとして、この最後のシーンでのKの笑顔が非常に良かったです。
あの優しくてほんのり哀しい笑顔ができるライアンさんはやっぱ適役やな。


ボロクソ言ってるとこもあるけど面白かったです!続編としてちゃんとまとまってるしパワーアップしたサイバーパンクとか観たいものは観れたし。

うるさいギークが日々議論してる作品の続編よく作ったな〜とそこはすごいと思います。私だったら毎日胃がイガイガしてるよきっと。

考察巡ってたらキリスト的要素があるとか面白いネタをいっぱい見つけたので、もっかい観たいな。ていうかテキトーに見すぎたな?ブレードランナーも今作もちゃんと見直さないともったいない気がする。


じゃあな!


  1. 人造人間とか義手とかサイバーなネットワーク空間とか。暗くてきったない街中にあるアジアっぽいネオン看板とか。アニメだとAKIRAとか攻殻機動隊で、ゲームだと2020年に発売されるサイバーパンク2077とかが該当するかな。

  2. 逃亡したレプリカントを始末する警察の役職名。

  3. ざっくりいうと労働用に作られた人造人間。見た目は人そのものだが人間に見下されてる(演じたのはライアン・ゴズリングさん。ララランドの主役の人)。